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袖すりあうも他生の嵐

嵐に癒され、大野智さんを尊敬する主婦のゆるいひとりごとです。

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魔王(9)真犯人は俺だ知りすぎた男の悲劇

今朝は、嵐の観光大使就任の記者会見の模様が
たくさん見られました。

松本さんの、チャーミングな姿を見ながら
「最近、かわいいなあ。」と
一人つぶやいておりました(笑)

今日の1枚
P1010153.jpg



自己満足で書いている
大野さん目線の魔王レポート
よろしかったら、お付き合いください。



第九話 2008/8/29 11.5%「真犯人は俺だ知りすぎた男の悲劇」
脚本 西田征史 演出 加藤新 
あの美しき魔王が静かに歩くシーン。ただ見惚れていたあのシーンから続いたのは、典良に止めを刺された宗田のいる倉庫。赤い携帯を握る黒革の手袋が魔王です。画面の左に大写しになる大野さんの右の口元。右からスーッと左45°の眼差し。涼しい目で、宗田を見下ろしながら、直人へ宗田の携帯で電話をしていた。このときの大野さんの首筋に汗がにじんでます。倉庫での撮影。顔は涼しげですが、かなりの暑さでしょう。直人の呼びかけがむなしく響く中、成瀬は携帯を宗田の顔の傍にそっと置き、落ちていた万年筆を拾い上げ、じっと見つめます。直人の呼びかけがいつまでもつづく携帯を置いたまま立ち去る成瀬。沈黙なのに雄弁。計画通りすすんでいることを一つ一つ確認し立ち去る後姿は、華奢できれいなんだけど哀愁がある。正面から見た大野さんの眉間に皺が。赤い部屋で、直人からの電話を受ける成瀬。携帯を耳元に運ぶ左手が包むようにソフト。直人に、「あなたの本当の姿が分かりました。」といわれると、成瀬、いよいよ最後の詰めだと言わんばかりに、魔王スイッチが入ります。呼び出されて、直人の待つ場所まで歩く成瀬。余裕さえうかがわせるその歩き。直人に殴られてもなお、その余裕は変わりません。直人が憎しみを自分に向けること、自分への憎悪がもっと大きくなるように煽る成瀬を、大野さん、静かに、きっちりと演じきっている。殴られ体が伸びて後ずさる成瀬、胸倉を掴まれて突き放される成瀬。追い詰められたはずの成瀬に漲る余裕。襟を直す成瀬の所作のうつくしさ。気品さえ漂います。「大切な人を無残に失った悲しみ、今のあなたなら分かるはずです。」「確実な証拠を持ってきてください。」直人を見据える大野さんの左に流れた髪がまた左目にかかってぬれた唇と潤んだ瞳。色気が放出されています。「早く私を捕まえてください。」挑発する言葉を残して、立ち去る足音にバイオリンの音が重なります。赤い部屋に戻った成瀬、ナイフで突き刺したあとが残るお馴染みの写真を見つめて「やっと、会えましたね。」どこにも力の入っていない、安堵感さえ漂うこの言葉。大野さんのくぼんだ目元が痛々しいけれど、美しいお顔です。しおりの写真を見つめる成瀬の切ない表情は、断ち切ろうとしても断ち切れない思い。大野さんからその切なさが充分伝わって、心が痛みます。葛西を弁護に現れた成瀬に、敵意剥き出しの直人。「何が目的だ!」「助けてあげたくないんですか?無実の葛西さんを…。…証拠を探してください。」挑発する成瀬の顔が、真実を知られた相手に対して全く動じることなく真直ぐに向けられます。取調室の成瀬、絶好調のビジュアルのバックが赤く染まっています。薄ら笑う成瀬と直人の一瞬のにらみ合い、見ごたえあります。栄作と典良を前に「犯人は他にいる。」この言葉に典良は追い詰められ、栄作はますます成瀬を頼もしく思う。自信に満ちた落ち着いた語り口ができる弁護士全開です。捜査のいき詰まった警察署に出向き「諦めるんですか。」大胆な行動に出る成瀬。犯人を前に手も足も出ない警察。直人も、葛西を助けたい一身で成瀬に土下座をする。成瀬の圧倒的な優位。リアルに大野さんに一目置く生田さんだからこそ、ここでの大野さんが引き立っているんだと思います。事務所に戻った成瀬の前にしおり。戸惑う成瀬が、美しく悲しい。しらを切ろうとする成瀬に「友雄さん、…。」と話しかけるしおり。崩れてしまいそうで、立っているのがやっとの成瀬。「もう、止められないんだ」といってその場を立ち去る成瀬の後姿が涙でかすみます。ドアのこちら側で、すすり泣く成瀬。しおりにだけは、本当の気持ちを言ってしまった。あの病室で、眠るしおりを前に吐息のように吐き出した気持ち。今真実を知って、心から心配するしおりに、成瀬はこみ上げる気持ちをおさえきれなかった。やっとの思いでドアのこちら側にきた成瀬の男泣きでした。一人リビングでオルゴールを聴きながら「もうすぐすべて終わるよ。」と写真に話しかける成瀬…。結末まで後2話。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
よろしければ、次回また。

| 魔王 | 14:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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COMMENT

魔王第9話

こんばんは!

とうとう魔王の正体が明かされて、今までは
ひた隠しにしていた魔王としての姿を
直人に見せる領に、何回も背筋が寒くなりながらも
壮絶なまでの妖しい美しさにどんどん
惹き込まれていく第9話でした。
「早く僕を捕まえてください」
このセリフ、番組がスタートする前から
番宣スポットやPRポスターなどに
使われていましたが、ここにきてやっと
直人に告げましたね。
前にも、父親に刑事をやめろと言われて
やけ酒を飲む直人に、
「早く犯人にたどり着いてください」
という伏線がありましたが、
直接に告げる言葉の凄みに圧倒されました。
おっしゃるように、土下座する直人と
それを冷たく見下ろす領の絵柄は
繊細な演技者同士、また生田くんと大野くんの
信頼関係があるからこそ、リアルさが
増したのだと思いました。

しおりの一生懸命さと、それを拒否するしか
すべがない領の悲しい恋の結末も
あと2話で終焉を迎えますね。

また楽しみにしています♪

| acha | 2010/04/09 20:37 | URL |

Re: 魔王第9話

achaさん、こんばんは!

魔王の正体が明かされてもなお
警察が手を出せないほど
完璧に進められてきた殺人計画。

「早く僕を捕まえてください」
のことばは、 やけ酒を飲む直人に、
「早く犯人にたどり着いてください」
といっていたあの言葉が伏線になるんですね。
あの言葉があって、たどり着いた今、
この言葉があるんですね。なるほどです。


背筋が寒くなるし、
大野さんの美しさに
目を奪われるし、
恋の行方に胸が締め付けられました。

生田さんの土下座するシーンは
大野さんとの信頼関係が
あってこそ、おっしゃるとおりだと思います。

成瀬の悲しい恋心が
まだ断ち切れていなかったのが
とても悲しい九話でした。

つたない文を否定することなく
読んでくださって、素敵なコメントを頂いて、
感謝しています。

コメント、ありがとうございましたv-272

| スター・ガール⇒achaさん | 2010/04/09 21:30 | URL |








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